河合名駅.com - 受験勉強とは?入学試験とは?

受験勉強とは?入学試験とは?

浪人して一番変わったのはこの点ですね。高校のカリキュラムの問題点が見えてきます。予備校の問題点も見えます。いろいろと。

受験勉強ってなんだよ

大学入試は、基本的には大学の先生が問題を作っています。大学教授です。例えば東大なら東大の先生が作っているはずです。その東大の先生は何者かと言えば、大学院を出た後、大学に残ってその分野について研究をしている人です。
彼らに予備校講師や高校教員が敵うとは到底思えないのです。高校教員は大学学部卒が多いでしょう。予備校講師もせいぜい博士課程修了がいいところです。
出題範囲は確かに現行の高校の範囲になっていますが、どうでしょう、例えば、小学生6年生が小学3年生の問題を作るのと、高校生が小学3年生の問題を作るのでは絶対に異なってきますよね。見え方が違うはずです。予備校のテキストだって、オリジナル問題は少なく、殆ど過去問です。過去問を見ながら、「あ~この問題は面白いなあ」なんて予備校講師が言っているだけです。
その辺の大学の学部卒の教員(予備校講師も含めて)が入試に関してあーだこーだ言ったところで、説得力ゼロです。高校教員であろうと予備校講師であろうと、受験云々に関係なく1から10まで丁寧に教えてくれる先生が一番です。決められた時間内に決められただけの問題を解かねばならないので、その点の作戦は必要でしょう。ですが、大学の先生が求めているのは受験英語でも受験数学でも無いんだと思います。

大学入試って何なんだ?

数学で、ロピタルの定理は使っちゃいけないとか、合同式はダメだとか、人によって言うことが違って受験生は困惑するでしょう。別に習っていないことを使わないと解けない問題は出ないんですから、使わなければいいじゃないかと思うかもしれませんが、ネタは多い方がいいわけです。数学に限りません。答えが出なきゃ点数は低いんじゃないかな。
少なくとも「高校で習っていないから」というのは理由にはならないと思います。なぜなら、大学は高校生だけが受けるところではないからです。浪人生もいます。10年前に大学を出て入り直す人もいます。外国から戻ってきた人もいます(募集要項を見れば分かるでしょう、国際バカロレア資格でも受けられるわけです)。
逆に、高校ではテクニックとして習っても、数学的に怪しいものは、バッサリ切られると思います。東北大が過去にケーリーハミルトンの定理を証明なしには使ってはいけないと言ったことがありました(これは高校の教科書に載っています)。区分求積や極限でlogを使う時は何の断りも無く使ってはいけないと言っている教授もいます。バウムクーヘン積分なんかどう書いたらいいか分かりません。
この辺の記事を読んでみてください。記事3 - 記事2 - 記事1
英語でも物理でも化学でも国語でも同じです。相手は大学教授だということを忘れてはいけません。

センター試験は簡単?

センター試験は本当によくできています。平均点の上下はありますが、それでも大体落ちついているでしょう。センター試験なんて簡単余裕なら、いくら毎年受験生が変わると言っても、もうそろそろ対策し尽くされて平均点が8割くらいになってもいいじゃないかと思いますが、そうはならない。配点も正解も発表しているので変えられません。つまりきちんと学力が測れるようになっているってことです。
センター試験を作っているのは誰でしょうか。大学教授です。マーク模試を作っているのは誰でしょうか。予備校講師です。はっきり言います。問題は全く異質のものです。今年もセンター国語を受けていて、あーマーク模試とは違うなやっぱりと感じました。模試だと一発で切れる選択肢が、本試では切れない。実に巧妙。予備校の模試は、形式だけ似せています。それから、傾向などと言って勝手に試験について評価し断定し、それに基づいて作っています。他方大学教授は何を基準にセンターの問題を作っているんでしょうか。国の機関でもあるので思惑もあるでしょう。少なくとも傾向がどうのこうの言って作ることは無いと思います。
ですから、とりわけ英語と国語だけは過去問を中心に演習した方がいいでしょう。それから理科も対策が必要です。二次試験に出ない問題をセンターは出してきますから、「二次対策していれば余裕」ということはありません。
センター試験のウェブサイトを見たことがありますか?大学入試センターはセンター試験を作るだけじゃなくて、教育の研究機関としても活動しています。大学入試センター・入学者選抜研究機構 - 大学入試センター・試験問題評価委員会報告書
平成24年3月5日

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